目次
まずはじめに
今回の記事は、私自身の被害を取り戻したいというよりも、あまりにも被害が大きすぎるとう事が、仮想通貨全体の大きな衰退につながるのでは…と懸念して執筆した記事です。
一人でも多くの方に事の顛末やこれから起こり得るであろう事の可能性を、しっかりと認識してもらい、以後このような事が起きない事を願っています。
皆の資産が戻る事を心から願ってます。
負けない
おはようございます。
昨晩のコインチェックのハッキング事件を受けて、決意表明として記事にします。
私はこれっぽっちも諦めていませんし、悲観していません。
かねてより、FXの利益分は小まめに出金したり、取引所を使い分けたり、最低限のリスク管理を行っていました。
今日ほどその地道な努力が功を奏したと思った日はありません。
だからと言って無傷ではないし、かなり痛手です。なんとか致命傷ではないというだけです。
ビットコイン(BTC)の暴落をずっと想定していたので、安値で買うためにかなりの額の日本円をいれてしまっていたことが裏目に出てしまいました。
もちろん1社に入れていた訳ではないのですが、利益よりもリスク管理を徹底すべきだったと猛省中です。
事件経緯
まとめるほど私自身に余力がなかったので…
纏まってる記事を…
補足すると…記者会見における発言が真実であるとするならば…
・ハッキング被害にあい盗まれたのはXEMだけ
・現在はビットコイン(BTC)取引板以外の全ての機能が停止
・顧客の資産保護に対する対策は検討中
現時点では未定の未定のそのまた未定です。
待つしかありません。
ハッキングされたXEMはどこに?
天才が追尾プログラムで追尾している模様です。
NEM財団が、流出資金自動追跡プログラムの作成を開始しました。
その完成を待ち引き継ぎを行い、作業終了とさせていただきます。
それまでは、こちらで追尾を続けます。— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
今後の追跡はXEM財団に引き継ぐようです。
コインチェックに対して思う事。皆に伝えたい事。
はっきり言って、思う所はたくさんあります。
私自身つらいので、加害者であり被害者でもあるコインチェックを、批判したい気持ちがないと言ったら嘘になりますし、擁護したい気持ちがないと言ったら嘘になります。
けど敢えて言いません。
なぜなら擁護や批判した所でお金が返ってくる訳ではないからです。
今プレッシャーを与えて精神的に追い詰める事は絶対に得策ではないです。
そして擁護して調子に乗らせる事も得策ではないと考えます。
一番最悪のケースは倒産です。
それを避けるために、彼らにお願いする事は一つです。
『絶対に投げ出さずに最後までやり抜いて欲しい』
もうこれだけです。結果で語って欲しいです。
これ以上精神的に追い詰めて、役員一同失踪なんて事だけは絶対に避けなければならない。
正常な判断が出来ないような状況に追い込むのも避けなければならない。
私は自分も被害者なので助ける事は出来ないししたくない。
けど邪魔する事もしたくないし、されるのも困る。
とにかくまずは顧客の資産保護。
そのために最も効率の良い環境を与えてみてはどうでしょうか。
まずは被害にあった方の資産が戻るというのが何よりも優先されるべき事でしょう?
混乱状態だからこそ、人のモラルは試される。
確かに私も失いかけてる現状で待つのははっきり言ってつらい。
擁護や批判はその結果を見てからでも遅くない。
今追い詰めてもいい事は何もない。
今から起こる事を考える
もちろんここからの逆転の可能性も0ではありません。
とは言っても現実的な方法は基本的には3つしかないでしょう。
2つめは逆転とは到底よべませんが…未来の1つという事でかんがえていきましょう。
上から順に皆がハッピーなシナリオです。
①XEMのハードフォーク
つまりハッキングも何もかもなかった事にする。
皆の資産も戻る。コインチェックも営業再開。
実際コインチェックは監視義務を怠っていましたからその点は、厳しい処罰は必要でしょうが、それは後の話。まずはユーザーの資産保護を全てにおいて優先。
ハッカーの心を折り、仮想通貨に訪れている冬を打破し、仮想通貨全体の強い上昇の波を作る起爆剤となるはずです。
ただこれはスピードが大事。
顧客資産の凍結期間が長ければ長いほど微妙な手段になります。
XEM財団の意向
マルチシグに対応しておらず、コールドウォレットすらも使っていなかったコインチェックに問題を感じ、財団の代表は難色を示しています。
しかし、その一方で助けるために出来る事はなんでもするとLon Wong氏は語っています。
はい。矛盾してます。
XEMの価格
しかしXEMの通貨としての価値や価格はどうなるか分かりません。
分裂して新たなコインが生まれる可能性もあります。
これを行う事で通貨としての性能はともかく、日本のユーザーからは神のように感謝されるので、私は価格はめちゃくちゃ上がると考えます。
実際そんな事があれば、私も多分かなり大量に買います。
投機的にもいい案件かどうかよりも、XEMを応援したい気持ちからです。
単純に人としての感謝ですね。
ビジネス視点で考える
又ビジネス的な観点からも、日本の取引量の多いXEMは、もしこのままCCが経営破綻してしまうと、かなり苦しい展開になるでしょう。
なぜなら仮想通貨業界全体にとんでもなく長く強烈な冬がきてしまう可能性が高いからです。
そうなればXEMもその影響を必ず受け落ち込むでしょう。
本音を言えば、XEM財団も仮想通貨は盛り上げたいし、XEMの価格も上げたいはずです。
そのあたりがハードフォークするかどうかのキーポイントになると思われます。
②ユーザーの預かり資産を全て返金
これは偏に完済といってもいくつか手法があります。
しかしこれは、もうどうあがいても時間もかかります。
そしてコインチェックに対するユーザーの不信感は募るばかりで、仮想通貨も完全な冬相場。
日本では規制化が進み、業界全体の衰退はほぼ確定的でしょう。
コインチェックも避けたいシナリオでしょう。
今すぐ完済
まず現金…難しいでしょう…。
そもそも現金があるのならば記者会見であんな表情をするとは考えにくいですし、あるならば言うでしょう。
打開策としてコインチェックで取り扱ってる他のコインを使い補填にあてればあるいは可能かもしれませんが…多分これは行わないでしょう。
なぜなら全ユーザーが敵になります。全員が等しく被害を受けますので、擁護なんて発言は時と共に消えてなくなるでしょう。
事実上の事業終了+訴訟の2重苦がほぼ確定的なルートと言ってもいいかもしれません。
返済するための手段を考える
現実的なラインですと、事業提携、買収など手段はなんでも良いですが、別の企業に助けを乞い打開策を見つける方法です。
過去bitfinexがハッキングの被害にあい倒産や閉鎖とはならず、債務トークンの発行により完済し復活したという例もあります。
Bitfinex、2016年8月のハッキングで失った資金を債務トークンの発行により完済
しかしこれは額の規模がまるで違うので、当然かかる時間も遥かに長く、茨の道となるでしょう。
コインチェックにとっても、ユーザーにとっても、辛く険しい道のりになります。
③XEMを切り捨てる
これは全員は助けられないという判断で、船の沈没を防ぐため規約を盾にしてXEMを切り捨てるという苦渋の決断ですね。
盗まれたXEMは何も出来ない!でもとりあえず他の通貨を持っている顧客の資産だけは保証する!
というストーリーですね。
こちらも事実上の事業衰退+訴訟の2重苦コースです。
一部のユーザーは残るかもしれませんが、裁判してる間にユーザー離れおこして事実上の終了でしょうね…。
確かに規約では、当社は、本条に基づき当社が行った措置により登録ユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
と目も当てられないような恐怖の文言が刻まれています。
当ブログを読んでくれてる方に伝えたい事
今回の事件で、色んな方がいると思います。
でも一つだけ言える事があります。
『みんな折れるな!私も絶対に折れない!』
そしていま私達に出来る事があるとすれば…
XEM財団のlon wong氏に何としてもハードフォークをお願いする事ぐらいだと思います。
現実的に出来るかどうかの技術的な部分は正直よくわからないので何とも言えないし、XEM側の具体的なリスクも正直よくわかっていない。
最も素晴らしいハッピーエンドを迎えたならば、私はXEM(ネム)を買いまくります。
通貨としてのスペックがどうのとか細かい話はどうでもいいです。
もし本当に…
仮想通貨における過去最大の被害額を出した事件で、多数の犠牲者を救うためにその決断をしてくれるというならば…
私はその行動を評価し、全力でXEMを応援し、投機ではなく投資します。
当たり前なのですが、悪い結果になったとしてもXEMを恨んだりはしないです。
彼らにも彼らの事情はあるでしょうからね
。
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