目次
ザイフトークンから学ぶ 相場心理
おはようございます。
まずは先日の投票の結果から見ていきたいと思います。
明日の記事
どれがいいですか?
意外と皆さんZaifトークンみたいなワンチャンネタは興味なくて堅実な方が多いのかなー(๑•́ω•̀)私的には2番。
いや3番を推したい(`・ω・´)w— とんきつ (@enw96321) 2017年8月29日
合計投票数:202
①56票(いつも通りのトレード日誌)
②77票(ザイフトークンから学ぶ相場)
③69票(食レポ)
食レポというかなりふざけた枠が予想以上に伸びて、私個人として大変楽しませて頂きましたし、読者の皆さんが何を望んでいるかも把握できたので、とても有意義な発信でした。
ご協力誠にありがとうございました(*´ω`*)
予告通り、最も投票数の多かった『ザイフトークンから学ぶ』を記事にしたいと思います。
ザイフトークンに関しては本音を言えば、リアルタイムで私の考察を述べたい所だったのですが、流動性の低い市場でそれをやってしまうと、多大な影響を与えてしまう事になる可能性がある事と…
必至に買い煽りをしているスキャマー達と同列になってしまうのが嫌で軽く触れる程度でした。
現実には0.6~1円を越えた段階でザイフトークンがアツイ!!などではなく…
買わない方がいいです。危険です。今から参戦すべきではないですなど…
注意喚起を主体として発信してる訳ですから、煽りどころか、私自身の利益的には完全に逆効果です。
わざわざアピールするような事でもないのですが、ある程度お読み頂いている方はご理解頂けてるかなと思っております。
たまに行うリアルタイム実況もビットコイン(BTC)に限定しているのも、そういった影響を最も受けにくい通貨だからです。
もちろん私程度の影響力では、アルトコインどころか草コインも動かないでしょうけどね。
でもやっぱり可能性って0ではないと思うので、そういうのは嫌なんですよね。
それでは本題に参りたいと思いますが、出来ればその前にザイフトークン事件簿をお読み頂いた方が分かりやすいと思います。
それでは集団心理と私の考え方を見ていきたいと思います。
『7/21~8/13』
長い下落生活を経て、ほぼほとんどの投機家が死滅したザイフトークンは、『応援したい』『完全放置』系のホルダーだらけになっているのが、チャートとして見ると一目で分かると思います。
この時点では、売買がほとんどなく流動性も全くありません。
一度8/9に一度瞬間的な高騰がありますが、これは間違った数値で指値をしてしまったと思われます。
10万円買うのも大変と言えば分かるでしょうか。
※実際にはほとんど動きがないまま15日まで進みます。
『8/16~8/19』
これまで完全に全く動きのない『凪』だった相場が徐々に動きだします。
チャートの下の方にある出来高を見ると分かりやすいですね。
動きの早い投資家が、15日の夜~16日の朝までに購入しはじめます。
この時点で売り板には様子見で売指値または、あがらないであろうという気持ちの売指値、そして1.5倍程度になれば良しと考える指値が腐るほどありました。
つまり皆上がるとは思っていません。
それだけ指値があるという事は、買いさえ現れれば一気にあがる状態でした。買いさえ現れればね…。
しかし当然使い道がないトークンですから、皆当たり前のように慎重です。
17日に大きな売りがあった1.4円程度の壁をぶち破ると、一気に噴き上がります。
この時点で流動性はまだ低いものの、急激な上昇に乗る判断の早い投資家や、相場の流れに敏感な高速イナゴが現れ始めます。
さらに底値に厚い買い板が入り、上昇の安定化が始まります。
監視してた方はこの時点で参入していると思いますし、事実、私もこの時点で急激な上昇で原資が回収できたため、下で買い戻したりしています。
実際の購入ポイントは大きく分けて5つあります。
下に行くほど安全な買い増しポイント(①を除く)ですが、流動性の低さも相まって実際には3ぐらいから動いていかないと対した量は買えなかったと思います。
①『凪状態の部分』
②『上昇から強い下落があった部分』
③『強い下落が反発した部分』
④『反発がもう一度おちて、1度目の下落底より手前で跳ね返された部分』
⑤『完全な押し目を作った部分』
これ以降も押し目を作るのですが、始値が0.1円である事を考えるとすでに3倍である0.3円が買い増しポイントとしては限界であると私は考えていました。
全く使い道がないトークンがすでに3倍になっているという異常事態ですから完全にチキンレースと化し始めてます。
『8/19~8/22』
一気に0.65円まで噴き上がるもきっちり頭を押さえられ、さすがに上がり過ぎた所を利確されて、綺麗な下降トレンドを作り出します。
30分足なので、普通に見れば完全に下落一直線のチャートなんですが、事前の0.1円~0.6円までが3日ほどかかってあがってますので、巨大な押し目に見えなくもないです。
0.3円を割ったら皆一斉に利確&損切りして一気に0.1円まで直行の超デンジャランスチャートです。
多分多くの投機家がこの時点でこれ以上の上昇を疑い、原資の回収に走ったと思います。
とはいってもまだ伸びる可能性もあったので、原資さえ回収出来ればまだまだ様子見出来るという判断の方も多かったと思います。
『8/20~8/26』
引きで見てみましょう。
結局0.3円前後を割らなかった理由は一つだと思います。
思ったより高値掴みをしてしまった人が多く、動けない人が一定数いたために、底が硬く、それよりも下で抱えている人も、原資を回収して様子見ポジションに切り替えたという事なんだと思います。
この時点では0.65円の壁にぶち当たって、ダブルトップ形成して、ガン落ちというシナリオももちろんありました。
結局は板の薄さも相まって一瞬でぶち抜いちゃうんですけどね(;´・ω・)
じゃあここで買いなのかと言われると、私は絶対に買わないです。
結果論で言えば、買っていれば儲かっていますが、私の考えはよりリスクを減らし確実に儲ける この1点につきます。
この時点ですでに7倍なので、一気に話題となり色んな人に知れ渡りました。
すでにこの時点で一時のリップル(XRP)のように尋常ではない数のイナゴが群がってきています。
そして、ここから恐怖のイナゴタワーがはじまります(;´・ω・)
8/26~8/27
8/27の朝には何の用途もないトークンが…
『ザイフトークンとコムサが連携する』
『テックビューロが上場する』
など全く根拠のない憶測と妄想だけで、たったの10日で25倍も上昇します。
草コインも真っ青なありえないレベルの上昇です。
しかもこの時点でまだまだ上がるみたいな買い煽りだらけです。
私は当然、恐怖しか感じておりません。
一度は2.5円の高値をつけるものの、その後落ち込みを見せ徐々に暴落の兆しが見え始めます。
この時点でスキャマーはさらに買い煽りに熱が入り、取引所のチャットはどこでもザイフトークンはまだまだ上がる押し目みたいなチャットで盛り上がってました。
私はその状態が非常に危険であると考え、ひとまず自分の所持分を全て(現実には全トークンの約98%)売り払い、その上で再度Twitterで注意喚起を出します。
$ZAIFトークン
現状では無価値だし価値をつけるとは誰も一言も言ってない。
そして今は急激な上昇に釣られて現れた高値掴み175だらけ今参戦しても儲かるかもしれない。
けど始値の98%ダウンと記録的な大暴落起こしてるトークンであることを理解してから投機する事をオススメします。— とんきつ (@enw96321) 2017年8月27日
結局下落基調のあった相場に、追い打ちの公式の発表で一気に0.35円まで下落します。
その後ザイフトークン事件簿の異例の対応があり、何とか1円前後まで持ち直します。
『8/27~8/29』
そして一夜明け、予告通り8/29のお昼頃にザイフトークンを今後どうしていくのかが発表されます。
良材料だったため瞬間急騰するも、大量の高値掴みマンがいるし、すでに織り込んでいるからこそ2.5円まで上昇した相場です。
上値の重さは半端じゃありません。
上がる訳がないのです…。
予想通り高値ラインで止められ落とされます…。
そもそも根本的に…
この上昇も良材料による上昇ではなく、サーバー落ちで取引に参加できない人が一定数いたたため、指値をキャンセル出来ない人が一定数いた事が原因だと思います。
①予め事前予告していた発表でアクセスが集中する
②サーバーが落ちる(分散サーバーのため一部の人はアクセス可能)
③良材料で暴騰する予め指値で売予約していた人はアクセス出来なくてキャンセル不可という…
不公平によりさらなる怨嗟を生んでしまったのではないでしょうか…。 https://t.co/sP7iQaVEIA— とんきつ (@enw96321) 2017年8月29日
サーバー落ちがなければ、ここまで急騰してないでしょうから、なんだか考えさせられるものがあります。
とは言いましても、発表と同時に内容が確認できて、普通に取引できていれば、私自身も買ってはいると思います。アクセスできなくてあきらめましたけどね…。
考察
はっきり言って公式の発表なんてなくても、専業の投機家は上昇時の1.5~2.5円、下落時の2.5円~1.8円前後でほとんど全員離脱してると思います。
もしくは原資と利益を確保してから余裕のホールド様子見。
その後はイナゴ同士の擦り付け合いの泥仕合ですから、結局は0.5~0.6円ぐらいまではずるずると暴落していたと思います。
発表がなければこの辺りで再度買いが入り、高値掴みマンが1.8円~2.5円にいる事を考慮して、0.5~1.7前後の往復で養分吸収の往復ビンタコースです。
下は高値掴みマンが支えてくれますから案ずることなく安心して買いにいけます。
同じように大量の高値掴みマンが支えてる、リップル(XRP)で往復ビンタされているから買ってる方はよくわかると思います。
もちろんそれには相応の障害やリスクがあるのですが…
1年も低迷していてそれを放置され続けたザイフトークンには障害などほぼないと考えるのが普通でしょうからね…。
注意喚起
結果的に、ザイフの価格操作により助かった方も多いと思います。
あえて苦言を呈しますが、高値掴みをしてしまった人は、相場にいる人間の心理を知り、今一度購入する前に冷静になりましょう。
何の価値がないものが失望されて下落したのに、何の価値もないまま25倍になるなんてあると思いますか…?私は思わないです。
そこには根拠のない憶測がありそんな憶測は砂上の楼閣ですから、あっという間に崩れ去ります。
通貨として用途があるアルトコインと、用途のないトークンを同列に考えてはなりません。
zaifトークンで一番勉強になったのは世の中には
「自己責任ということは理解してますが、貴方が責任を取ってくれませんか?」
というパワーワードを放てる人が存在している、ということですね。— edindin@仮想通貨ブログ (@edindin_crypto) 2017年8月27日
ごねたら何とかしてくれるなんて甘い考えは今すぐ捨てないと、遅かれ早かれ退場してしまいます…。
投資(投機)とは、その対象が無価値になる可能性がある事をよく理解して行うべきです。
自分がリスクを理解せずに投資(投機)して損をしたからと言って、騒いだら何か対応してくれると思ったら大間違いです。
今回みたいなのは二度と期待しちゃダメです。
ザイフトークンに限った話で言えば、今回は底を支える価格操作でしたが、それがあったという事は逆もありえるという事になりますので、そこは注意するべき点だとはおもいます。
上値を抑える意味ってあんまりないように見えますけど、発行元による売り浴びせで資金回収とかは普通にありえますからね。
マスター権限で価値を生むこともあれば失う事もある。
それがトークンなんです…。
最後に…
誤解があるかもしれませんが、取引所としてのザイフを否定している訳ではありません。
確かに今回の一連の流れはお粗末だし、なんだか物凄い闇を抱えていると思いますが、こんなのは小さな企業がやってる以上は、どこの取引所でも日常茶飯事かなとおもいます。
実際コインチェックでもビットフライヤーでも普通にありますからね。
だからこそ取引所がリスクと言われるのです。
そういったリスクを理解し、取引所特性や通貨特性をしっかりと把握した上で、投資(投機)に臨みましょうという話です。
※本記事はあくまで今までのサイフトークンから考える相場心理を、私の主観で解説したものであり、今後のザイフトークンの値動きを予想したものではありません。
※他者のポジションや考察を否定したりするものではありません。
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