目次
ビットコインキャッシュ BCH(旧BCC)
おはようございます。
今日はトレード履歴はないです。
トレードしてたんですけど、なんせこれだけで5000字あるからね。
これだけでも読みにくいのに、ここにトレード履歴なんて放り込んだら大変な事になっちゃう!
さて、8/1に爆誕したビットコインキャッシュ(以下BCH)は話題に困りませんね。
まず何が面白いって爆誕した後に通貨略称かぶるから変更するよという訳のわからなさ。
未だに取引所によって違うとか一体どういう事なんでしょう…。
当ブログはひとまずBCHに変えました。
過去記事はBCC記載になってますが、そこは脳内変換して下さい。
BCHの話題は皆さんそろそろお腹いっぱいかもしれないけど、まだまだ引っ張りますよ~( `ー´)ノ
仮想通貨界(主にTwitter)にはBCHのおかげで大損をさせられそうで取引所に対して呪怨をため込んでいる方も多数いらっしゃるようですので、繊細な話題という事もあり誰も触れません。
でも私は触れちゃいます。
マネーゲームをしている訳ですから、常に勝者と敗者が存在します。
自分が主に参加しているコミュニティで敗者が多いからといって記事にするのを控えるなんていい子ちゃんプレイをする気はないのです( ゚Д゚)ガハハ
先日の記事のようなざっくりした内容ではイマイチ伝わらないと思いますので、爆誕してから今に至るまでの値動きや、取り巻く環境を分かりやすく説明していきたいと思います。
今回は騒動の渦中にいるので、コインチェック中心の話題になります。
まぁ元々初心者向けにコインチェックのチャートを見せているので、普段と違和感はないと思います(*^▽^*)
~8/1 取引所の状態
まぁもうBTC分裂問題というのを3か月ぐらいやってますからね。
さすがに皆さん概要はなんとなーくはわかるでしょう。
そこを説明しちゃうと1万字ぐらいになっちゃって、私が死んじゃうので、その辺は自身で調べて下さい。
さて、分裂に際して仮想通貨を取り巻く状況が大きく変わっていました。
一番大きかったのは、取引所が発表していた分裂に伴う、BTCの入出金停止措置ですね。
又、取引所によっては、下記のように分裂に伴うリスクに対してアナウンスが出ていました。
ん…??
すでにお気づきの方もいるかもしれません。
コインチェックはレバレッジショートポジションを取った場合に、BCHの返済義務がついてくるのです…。(ザイフもついてきますがなぜか話題にならないので割愛)
わかりやすく説明すると…
分岐をまたいでる間にレバレッジでショートポジション(売却ポジション)をとった状態で迎えてしまうと、クローズ(購入決済)する際にBCHの返済義務がついてくるという事です。
つまりこの時点で…
①いくらになるか全くわからない通貨の返済義務がある
②BTCの価格に莫大な影響を与える可能性がある
③仕手がポジションを狙って仕掛けてくる可能性が高い
という通常では起こりえないとんでもないリスクが3つ揃い踏みしていました。
通常②と③だけでもありえないぐらい危険でノーポジションを推奨します。
そこに①が加わっている事になりますので、もう危険がいっぱいなんてレベルではありません。
今すぐ裸足で逃げ出した方がいいというぐらい、リスクとリターンが全く見合っていません。
という事で私自身は当然ノーポジション、不必要な死者を出したくない気持ちから、取引の危険性について当日も何度もTwitterでアナウンスしていました。
なぜコインチェックはマイナス付与なの?
こう思った方は多いでしょう。
実はビットフライヤーは、現物とFXは完全に分離されています。
しかしコインチェックは混同しているのです。
正直なところコインチェックが資金をどのように回しているかがわからない以上、どういう意図や理由で返済義務をつけたかは私にはわかりません。
しかしそういった理由から現物と同様の考え方でお金を回しているならば、リスクヘッジのためにつけてもおかしくはないと思いましたので、私なりに理解して納得してました。
理論的には『10』で借りているものが、『9と1』に分裂したら当然『合計である10』の返済義務はあるべきだと思いますからね…。
BCC爆誕
これは以前、少し記事にしましたが、
恐れてた通り仕手がポジションを狙って朝から仕掛けてきました。
その後、誕生寸前を狙って一気に仕掛けてきます。
この暴落に立ち会った方は多かったでしょう。
下落を見てすぐにショートポジションを取った方は、35,000JPYの超急落だったため、どのタイミングで売っても利益が出るという超絶イージー相場でした。
しかし以前の記事でも書きましたが、これは分裂前でした…。
そして当然のように分裂時にショートポジションを取っていた者たちへのマイナスBCHがプレゼントが始まります…。
1夜明けて…
BCHが動き出します。
分裂前から一部の海外取引所で先物取引が行われていました。(今回は先物取引の価格は考慮せずにいきます)
今回はチャートの見易さや価格的な意味合いでBittrexに焦点を絞っていきたいと思います。
なんと上場後100USDT(11,077JPY)でスタートしたBCCが驚異の上昇を見せ、たった17時間で1474USDT(163,280JPY)まで上昇します。
その上昇率はなんと…1474%⤴
もう訳がわかりません。まさにTo The Moon!
しかしこの状況化で全然マイニングされないという取引の根幹を支える事が出来ておらず、怪しさ満点でした。
その後、予定調和のように急落します。
そして現在は268(29,687JPY)USDTと、最低値から考えれば268%の上昇ですが、最高値から考えるとたったの18.2%しかありません。
元値が100USDT(11,000JPY)とそんなに言う程安くない事を考えれば、仮想通貨界きってのかつてないほどの乱高下です。
まさしく盛大な地獄への片道切符だった訳です。
現在のBTCが318,000JPYである事を考えれば対BTC比較で9.3%程度の価格帯という事になりますので、イーサリアム(以下ETH)とイーサリアムクラシック(以下ETC)の価格関係に非常に近いものを感じる方も多いかもしれません。
比較は出来ませんが、今後の分裂の一つの指標になるかもしれませんね。
BCC返済騒動
さて肝心な今回の騒動の本命ですね。
何が騒動になっているかというと、ずばりコインチェックの対応でしょう。
はっきり言ってコインチェックは負債を抱えた人間を甘く見ています。
負債者は実害が出ている訳ですから、ほんの僅かなミスでもミスがあれば納得しません。
あっという間に炎上します。
では時系列順に振り返ってみましょう。
~8/1までの対応
全く問題ありません。レバレッジにかかるリスクもきちんと説明していました。
2017年8月1日「Bitcoin Cash」に係る対応方針と一部機能の停止について ※7/29更新
欲を言えば初回起動時にWebもアプリも共にポップアップメッセージが出るような形が望ましかったです。
それをウザイと感じる方もいるかもしれませんがコインチェックのレバレッジショートポジションはそれだけ危険な状態ですからね。
ユーザー数の増加よりもそちらを優先すべきかなと思います。
8/1~の対応
少し問題があるように感じます。
①株式会社の代表取締役が業務に関わる事をTwitter上で特定のユーザーへリプライを行ったりする必要性はあるのでしょうか?
コインチェックの社風なら仕方ありませんし、私が口を出すような事ではありませんが、会社の代表が一個人とメッセージを添えてのやり取りはあまり望ましい結果をうむとは感じられませんでした。
なぜなら相手はすでに不満を抱いているのだから何を言おうとも火に油を注ぐだけです。
本来サポートの仕事な訳ですから、代表取締役がリプライしなくてもすむようにサポート体制を強化すべきではないでしょうか?
②負債への返済方法
「購入」という項目から返済出来るという簡単な点は良かったのですが、価格がその画面で実際に購入しないと表示されないし(残高がないと確認すら不可)、チャートが表示出来ないのは少し問題かなと思います。
もし口座にお金がなかったら、一体いくらコインチェックの口座にいれたらいいかすらわからないでしょう?
まぁこの辺は他通貨でも前から思ってましたけどね。
文章がわかりにくいという指摘や「購入」と「返済」がメッセージなく一括で処理される事に対する不満も一部ではあるようです。
常識的に考えて負債を抱えた人間だけが有利になるような分割処理は絶対にありえませんから、要は結局文章がわかりにくいよという事なんでしょう。
特定の人間だけが有利になるような分割処理を単純に希望しているとしたら頭がおかしいとしか言えない。
つまるところ例え揚げ足取りだとしてもこういう際は毅然とした態度で、1ミリの隙も見せずに、迅速に対応するのが唯一の解決の道かなと思います。
まとめと考察
8/1以前の説明には何の問題もなく落ち度はないと思いますが、8/1からの説明と行動には疑問を感じた方も一定数いるという事で、今後そういった部分の改善に向かってくれたらより良い取引所になってくれるんじゃないでしょうか。
客観的な意見であって、別に私はコインチェックを妄信してる訳でもなんでもありません。
何度も何度もうざいと思いますし、生き残ってる方は口々にいってる事ですが、投資(投機)は基本的には全て自己責任です。
詐欺被害にあおうが、購入した通貨の価値が下がろうが、取引所の独自ルールで被害を被ろうが誰も助けてくれません。
最後に注意喚起
今回の分裂時にコインチェックでショートポジションを取り負債を受けた人たちは、今一度冷静に自分を見つめなおし、他人の発言を真に受けて取引せずに、きちんと自分で調べて納得した上で取引するべきです。
私はオススメしませんが理解した上での取引ならありでしょう。
しかし残念な事に、Twitterを見てると負債を受けた事に対する不平不満で溢れていますから一定数は理解せずに取引していたのでしょう…。
まずは最低限のリスク管理をしないと、今回は助かってもいつか退場してしまう事になりかねません。
私からすれば相場に負けた事と、情報戦に負けた事の違いなどありません。
売買煽りに乗っかって買い敗北する事や、今回の甘い考えて食らった負債での敗北、詐欺に騙されて敗北などなど、敗北理由は星の数あると思いますが、そこには差なんてありません。
皆さんは自分の意思で戦場に来てる訳ですから、損失がでればどんな理由であろうとも敗北です。
※詐欺については少々語弊があるかもしれませんが、要は自分の身は自分で守るために調べまくるべきという意味あいです。
誤解しないでほしいのは、今回1回の戦いに負けたというだけで、総合的に敗北かどうかは退場するまでわかりません。そして退場さえしなければ、何度でも挑む事が可能です。
今回の損失を出してしまった人は、損失を受け入れ糧として成長しましょう。
偉そうに聞こえるかもしれませんが…
とにかく私の本心は、【これからという時期に退場者を出したくないし、見たくもない。】
この1点です。
付け加えておくとこれはいい人アピールとかではないです。
長い目でみた場合の自分の利益を優先しただけだから、べ、べ、、、
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ぞれぞれ使い分ける事になるので、全部作っておいて損はないと思います(*'▽')


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